N-moca DEEP

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

人生は完璧にできているはずだ

言ってることはめちゃくちゃよくわかる。真理を探究するならあらゆる角度からの検討が必要だし、宗教なり哲学なり既存の知識をまず学んでおかないと「自分が知らないだけだった」みたいな大きな過ちをおかすことになりかねない。そういう態度にはすごく共感するし、私もそうありたいと思ってあれこれかいつまんで来たけれど、なにぶんキャパが小さいもので、勉強してもすぐ忘れてしまう。

ウスペンスキー『新しい宇宙像』を読み始めた - N-moca DEEP

というわけで、宗教史や哲学史をもう少し詳しく整理してみよう、とAmazonで探していたら、ちょうど良さそうな本があった。中が読めたので読み始めて、「あーこれは10年前に出会ってればちょうどよかった本やな」と思った。もう今の私には通り過ぎた段階、歴史以前に「哲学とは?」みたいなところから始まっている本。

ところがその本の出版年を見てみると、だいたい10年前だった。苦笑してしまった。つまりちょうど通れば良かった時に出会えなかったわけで、私が通る道ではなかったということだ。

もしも10年前に私の道にその本が現れていたら、私は哲学道の深みにハマっていたかもしれない、哲学も深遠な世界なので。でも私の道はそっちじゃなかった。哲学を深めるということは、私の道としては逸れているってこと。

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人生は、あの時ああだったらとか、もっと早くに出会っていればとか、あんなこと言わなければ、しなければ、やっておけば、後悔の種を作ろうと思えばいくらでも作れるけれど、現状そうなっていないのは、それがその人の人生にとって完璧な流れの上にいるから、であるはずだ。

たとえば今世間を賑わせているスキャンダルのように、ドラッグや不倫など不名誉なことで注目されてしまい、経済的にも大きな変更を迫られ、周囲にも多大な迷惑をかけることになった、という状況はどうだろう?

一つの見方として、本来あるべき道を逸れていることに本人が気付いているのに修正する努力をしなかったために、天から強制的に修正をかけられた、と言えるかもしれない。

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広末の不倫のニュースを目にしても(広末かわいいなあ~)という感情しか湧いてこない。もうそれだけで天使すぎる。私から見たら。

[2023-06-17 9:25]