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星ダイアリーのこと

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星や月の情報と占いをヒントに毎日を楽しく過ごすダイアリー「星ダイアリー2024」星占いxダイアリーの決定版 :: 幻冬舎コミックス



石井ゆかりさんのことを知ったのは2010年頃のこと。(うーん、わからん。)と思いながら週報を読んでいた。でも時々ビシッと刺さることがあった。

私はもうずっと昔から(経済的に)どうやって生きていけばいいのだろう、ということばかり悩んでいたので、ゆかりさんについても占いの内容よりも、就職後躓いて退職し体調を崩していたときにふと星占いをやってみて、背水の陣と腹を括り文章力の筋トレと割り切りひたすら星を読み続け、その結果ツイッターで大ブレイクを果たし今に至る、という人生の流れに強く関心があった。

占いなんか信じないほうがいい、くらいにドライに割り切っていて、そういうところが私にはしっくり来て、逆に占い師としての信頼感となった。そういう人でも毎週、のちに毎日、星を読み続けていると、どうしてもこれは占いと切り捨ててしまうのはもったいないような、人間の営みとの関連を認めざるを得ない(但し「影響」とは認めない)、という、そういうところも信頼感となった。

それでそのうち星ダイアリーを買うようになった。ダイアリーってどうにも処分しづらく、過去分をまとめておいてあるのを確認したら、2013年から買い始めたようだ。しかし全然使いこなせないので、途中買うのをやめた時期もあった。

そんなふうにして西洋占星術そのものとも近づいたり離れたりしながら眺めてきて、この頃になってようやくこの星ダイアリーがどういうものかがわかってきた。そこまでに、なんと10年も、かかった。苦笑。

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星ダイアリーには月間ホロスコープのページがあって、その月の星の位置と全体の空模様、星座ごとの月間占いが載っている。

たとえば2月のホロスコープはこんな感じ。

外側の白い円の空白に、太陽獅子座うまれの人なら、獅子座に「1」と書き込んで、反時計回りに蟹座まで順に数字を入れる。これは「ハウス」というもので、太陽獅子座の人にとって2月は6室、7室、8室あたりの象意がテーマになりそう、ということがわかる。

今の星は何座生まれの人にとっても同じ位置にいるけど、この数字が異なることによって、その人に起きそうなテーマは変わることになる。それが、いわゆる雑誌など大衆向けの占いで使われている手法で、星ダイアリーでもこのホロスコープの右側に、12星座の月間占いが記載されている。

しかしね、これがピンときたことはあんまないねんな。。なのでもしかしてアセンダントを1室で読むべきなのでは?とか、インド占星術だとちょっとズレるとは言えもしかして使えるのでは?とかいろいろ考えた結果、ハウスは加味せずアスペクトとサインだけで読む「全体の空模様」だけ気にしておくのがよさそう、というのがこの頃の結論になっている。

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円の外側の青ボールペンで書いているのが私の出生ホロスコープで、惑星のマークの隣の数字は度数。

月間ホロスコープなので月はぐるっと一周する。そのため新月と満月しか書かれていないけど、やっぱり月がどこにいるのかわかったほうがいいな、と思って、月の移動日を書き加えてみた。マークを書き込んだらよけいにわかりづらくなったので、3月以降は移動日だけ書いている。

惑星のマークは、内惑星は1つずつ色を変え、木星・土星は同じ色、トラサタ3つも同じ色で表示。やっぱりカラーにしたほうが直感的にわかりやすい。

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昨日LIGHTブログで、冥王星のサインと逆行のことを思いながら「秋が正念場かも」と書いた。
政治とカネ問題沸騰中 - N-moca LIGHT

で、ゆかりさんはどう読んでいるのだろう、、とこの月間ホロスコープを辿ったら、ゆかりさんの筆致では全然秋は不穏なムードを感じなかった。むしろ9月なんか、「ヒートアップした雰囲気が一段落します」とまで書いてある。

今、過去から連綿と続いてきたであろう自民党のカネの扱い方について庶民が沸き立っているのも、別に冥王星が水瓶座の最初らへんにいることだけが示唆しているわけではなく、金星・火星とのコンジャンクション、それが木星とのスクエアにアプライ、そこに水星と天王星のスクエア(さらに昨夜は月も応援)、など、他の星とどういう道ができているか、というところが重要なのであって、冥王星がどこにいるかだけが事態を決めるわけじゃない。

金星は美と愛、調和の星とされ、恋愛や趣味、楽しみごとなどの象徴として読まれるけれど、星ダイアリーでは「金運」としても扱っている。今の状況を見ていると、冥王星と金星と火星が一箇所に集まっているのも、政治とカネ問題の象徴のように見える。そして水星と天王星のスクエアが、SNSでの発信(炎上)を思わせる。

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今後の展開を予想するなら、星がどこにいるかというより星の組み合わせを拾っていくべきで、その上で組み合わせ(アスペクト)を作っている星が何でどこにいるのかが問題になる、ということ。それを一目でわかるようにしたのがこの月間ホロスコープで、さらに見やすくするために各々手を加えていくのが正しい使い方、なのかもしれない。

だいたいでわかるとはいえ度数が併記されてればなあ、、もうちょっと使い勝手上がるんですが。

星ダイアリー、さらに使いこなしたい。まだまだ初心者です。

[2024-02-19 11:30]