西洋占星術のチャートで示される、アスペクトを始めとするその時々のエネルギー。
例えば今なら全人類向けに、水瓶座に入ったばかりの冥王星と、獅子座に移動しようとしている火星がオポジションを形成していて、そこに牡牛座に移動したばかりの木星がTスクエアを形成している。
それは必ずしも全人類の個人個人に何かしら強烈なインパクトを与える出来事が降りかかることを示している、というわけでは全然ないけれど、そのアスペクトの反映を感じざるを得ないニュースは幾つか見当たるものだったりする。
仮に個人の出生チャートの配置と、経過又は現行、トランジットの天体とのアスペクトに関連するような、何かしら思い当たる出来事が起きたとして、可能性としてはいくらでもあり得るけれど、実際に自身が反映を感じる出来事というのはそう幾つも重なるものではない、その時の自身の精神的レベルとか様々な条件が絡み合った結果、特徴的なものとして何かしら特定の一つの出来事を経験することになる、という場合が多いのではないか、と今の私は考えている。
であるならば。
そのアスペクトに象徴される、精神的なレベルを試されるような耐え難い経験の原因が、全部私だったらいい。
私が取った言動によって嫌な気分になるとか、マジで嫌な女だなと思って済むとか、それでそのアスペクトが消化されるなら喜んでそのヒール役を買って出たい。
私が嫌われることで済むのなら。私に嫌悪感を持つだけで済むのなら。
その他の経験として現象が起きたとしたら、私にできることは何もないから。
私がヒール役になることで済むのなら、最小限の災厄で済んだと言えるから。
なんだ、そんなことか、と言いたい。
[2023-05-18 19:18]
