少し前まで西洋占星術に再びググッと近づいていたんだけど、それを計画立ててやろうとするから興味を失うのか、この頃また遠ざかり中。
しかしこれまで敬遠していた松村先生の思想(どういう言葉を使うのが最適かわからないですが)を受け入れる態勢も徐々に整いつつあるようす。まだまだ全然何を仰ってるのか理解できないんですが。
神智学の言ってることを踏まえて松村先生の思想でより深めていくのが良いのだろうなと思っているところです。
さて、そうやって神智学的な人間観と西洋の占星術を同時に眺めていたところ、今朝ふと思い立ちました。
占星術は、肉体レベル、物質レベルに直接的に関与しているわけじゃなく、エーテル体やそれ以上の次元と関わっているのではないか。
というのも鏡先生の基礎本2冊目のトランジットの事例でユングが取り上げられてるんですが、プロの西洋占星術家になった実の娘にユングがこう言ったというんですね。
「この理解しがたいもの(占星術)は、本人の死後も有効のようなんだ」
『鏡リュウジの占星術の教科書Ⅱ』P.229から引用
この箇所を初めて読んだ時から心に迫るものがあったんですが、「おお~…!」と思うばかりでこれといった着地点は見つかっていませんでした。
この頃は「エーテル体云々と占星術の交わるところ」のことをぼんやりと考えているわけですが、今朝この一文をたまたま目にして、ピカッと光がついた気がしたのです。
もしも死後も本当に有効なのだったら、肉体がなくても有効ということで、それはつまりエーテル体以上の次元と関わっているということになるのではないでしょうか???
もちろん肉体は、エーテル体やそれ以上の次元の鋳型があってこその肉体なので、そういう意味では関与しているわけですが、占星術が対象としているのは物質・肉体としての私達ではなく、「気」の部分、なのではないか。
もしかしたら至極当然のことを言ってる可能性もありますが、何か大きな発見をしたような気分になっているので、ここにこっそりと書き記しておくことにします。
これが今後の何かのヒントになることを願いつつ。今のところはここまで、という感じで。
[2023-03-16 12:25]