N-moca DEEP

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

"The climate cult"

「気候カルト」だって!すごい言葉を聞いてしまった。

地球温暖化問題の是非については、アル・ゴアの不都合な真実で盛り上がったあとすぐに取り沙汰されてきた。私も一時期かなり懐疑的になったけれど、グレタさんの件で再び温暖化説は息を吹き返したように見える。

それだけじゃなくSDGsという言葉や理念も生まれた。そのような活動に力を入れる人々をまとめてエコ教とか環境教とか呼ぶ人もいて、あまり気持ち良くはないなと思っていた。

だけどこうしてアメリカでも "The climate cult" なんていう言葉で激しく非難しているのを見て改めて検索して出てきた記事を読むと、やっぱり非難されて当然の言説なんだろうと思う。

私も「デイ・アフター・トゥモロー」を観たことがあるし(テレビでの放映だったかも)、氷河期を思わせるめちゃくちゃ寒い時期には、これは温暖化の結果なのかな、と考えることもある。

ただ同時に、支配者層が民衆を養い守る心優しき人々であるはずもない。今までの歴史が物語っている。なので地球温暖化説が支配者層による欺瞞を発端としているのだとしても、矛盾は感じないしまあありそうなことだとさえ思う。

一方で、人間活動が自然環境に与える影響は、どんなに公正な分析で予測したとしても、もし本当に人類全員が水質汚染や森林伐採による砂漠化や埋立ごみの増加などに少しも気を配らなかったらどうなるか、というのは、予測しきれないんじゃないか。そしてそれはおそらく次世代に負の遺産として引き継がれることになるという予想もまた、矛盾なく受け入れられる。

そんなわけで個人的にはやっぱりそこらへんのことは気にしつつ、あまりゴミは出さない生活をしていきたいし、たとえ環境保全が経済活動の根拠でしかないということが社会一般の常識になったとしても、自己中心的ではなく他人や他の生物や自然を愛しいたわる気持ちまで捨てないことを願っている。


youtu.be

[2023-02-11 19:34]