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正しくあろうとし過ぎることの弊害

ニュース動画を見れば「直子さん」「直子さん」と言うので直子さんである私としては気にならざるを得ない、養子縁組殺害事件。

最近の事件は犯人の鬼畜度がどんどん上がってる気がするのはなんなんだろ。

それにしてもなんで直子さんはこんな輩と養子縁組なんか、と気になり検索してたら、「高井容疑者」違いの別の事件のニュースに辿り着いた。ちなみに養子縁組は高井容疑者が仕組んだものだったっぽい。
派手な生活、不可解な養子縁組、物騒な噂… 周囲から聞こえてきたこととは

別の事件とはこちらのこと。
《17歳少女に5万円渡してみだらな行為》“パパ活”僧侶は檀家から「立派な人」も犯行当日は娘の授業参観で… (2022年8月25日) - エキサイトニュース
事件っていうとちょっと違うのかもだけど。表向きとても誠実で檀家さんとの信頼関係もできていた僧侶が、裏でパパ活少女を買春していた、という「事件」。

このごろの私は、青山透子さんの熱血な生き方とか、社会がどれほどめちゃくちゃでそういう中で自分はどうあるべきなのかっていうことに直面させられていて、それをブログに書いたりしている。

だけど実際のところ、誰もが強く清く正しく生きられるわけじゃない。人間は誰しも汚さ情けなさ弱さも合わせ持っているもので、自分のそういう部分をどうしても受け止めきれない人、あるいはそういう時期もある。そんななかで、どうしても表向き正しくあるべきだと自分をむりやりにコントロールした結果、表向き認められないダメな自分が、こんなふうな形で出てしまうこともある。

それを、本人の弱さのせいだと責めるのは簡単だけど、それだとその人を切り捨てているだけで、その弱さを受け止めたことにはならない。

人前では隠し通さなければいけないと思っている自分の闇も、分かち合える人がいれば一番いい。だけど誰にでもそういう人がいるわけじゃない。結婚してても、友達が大勢いても、むしろそうであればなおさら、心の奥底に隠し持っている闇を見せられない人はきっといっぱいいる。私のように孤独を選んでしまうタイプの人間はそもそも軽い会話すらする相手もいない。

そういうときに自分の心の闇とどう対峙すればいいのか。そういう弱さを抱える人とどう向き合っていけばいいのか。

私自身は、ここ数年自分と向き合ってきて、自分の弱さを認めることや、自分の実力がどの程度でありそれを受け入れること、自分の本音を知るとか、そういうことをやってきた。それを経て、自分に正直であることとか誠実に対処すること、ごまかさないこと、さらには人徳の意味でより高みを目指すという時期を迎えていると思っている。

けれども他人の弱さとどう向き合うのかっていうのが私には難しくて、それが孤独を選んでしまう弱さでもある。そこらへんが今後の私が超えていかないといけない課題の一つ。

もちろん自分に負けてもいけない。それも課題。

このごろの私は、課題がいっぱいである。さすが、人生の節目。

[Posted at 20:10]