N-moca DEEP

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物理現象も思考や信念と同等に問題

親のせいで自分の人生もめちゃくちゃで、その根本原因は宗教だったということは事実だろうけど、問題はそこじゃないのだ。

なんだかんだうらやましい安倍さん - N-moca : Life Diary

問題はきっと常にレイヤー状になっている。この物質次元における現実自体がそうだから。

人間は肉体だけでは存在できない。その肉体を動かす「力」がなければ腐っていく一方である。その「力」を「魂」あるいは「天」と呼びたい。

物質次元においては物理的な現象に焦点が当てられる。因果応報の世界、原因が結果を生む。パソコンの起動ボタンを押すから、パソコンが起動する。誰かを褒めた結果、その人が良い気分になったり卑屈に感じたりする。誰かを銃で撃って命中したから、その人は死ぬ。その結果撃った人物は捕らえられて裁かれる。

そういう直接的な現象には、魂のレベルにおける意味合いも重ねられている。対向車線から無理やり右折してくるから衝突し事故になる。ではなぜそれが起きたのかを精神的なレベルで考えると、たとえば自分がぼんやり運転していることへの注意喚起かもしれない、スピードをもっと落とせと言われているのかもしれない、あるいはネガティブなことばかり考えていたからそれと似たレベルのことを引き起こしてしまったのかもしれない、などなど。

真相はわからないが真相は問題ではなく、今後の自分の言動に活かせればそれで良い。

親が宗教にハマっていて、というより洗脳されていて、家庭がめちゃくちゃになったという人生の場合、精神的なレベルで見るともちろん冒頭の引用で書いたように、宗教以外でも同じレベルの状況の中で苦しむ人生だった可能性もあり、その起きている出来事に対してどのように誠実に対処していくか、ということが問われていると私は思っているけれど、それは精神的レベルの問題であって、人類社会が物質次元に存在する以上、やはり物質次元の現象、洗脳されて詐欺を見抜けないとか、そもそも洗脳して詐欺をする団体とか、そういうことも問題にしないわけにはいかない。

ということに、今朝、宗教で被害に遭った人の文章を読んで、気が付いた。自分自身がどのようにこの難局を切り抜けていくのか、というのは常に人生のテーマではあるけど、そこばかりがテーマなのではなく、物質次元の難しい問題に対処すること自体もやっぱりテーマの一つなのだ。それは層状になっているだけで、どちらも大切なことなのだ。体と心、どちらも同じように大切で切り離せない、というのと同じことなのだ。

まとめ

・物質次元はエネルギーが結晶化し現象化した世界で、時間が存在し、原因と結果の法則が成り立つ

・非物質次元はエネルギーが混沌として存在し、時間がないので因果応報が成り立たない

・非物質次元が大元であり、物質次元に現象化する過程の段階として、半物質次元が存在する(アストラル次元とか)

・物質次元は非物質次元のエネルギーが結晶化し現象化した結果の世界なので、非物質次元にアプローチすることで物質次元での現象化の結果も変わってくるけど、既に結晶化しているものは非物質次元へのアプローチが難しい。だからアファメーションなどでうまくやれる人とやれない人が出てくる。

・非物質次元における問題に対処することで物質次元での現象化の結果が変わってくるわけなのでまずはそこの対処が必要だけど、物質次元で起きたことへのアプローチも同じように重要で、物質次元での対処をすることが結果的に非物質次元に良い影響を与える。

[Posted at 19:40]