N-moca DEEP

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グレーゾーンの世界

昨日の続き。
美容と環境汚染対策のこと - N-moca : Life Diary

世の中はグレーゾーンに収まっている。

そりゃ誰だって清廉潔白を主張したいところだけど、なかなかそうもいかないのが実際のところ。

ルールがなければ世の中がめちゃくちゃになってしまうのでルールは必要だけど、別に必要ないのにルールだからと言って四角四面に守るのは無駄、問題ないことを確認した上でルールを無視しても問題ないけど、他人(とくにそのルールでもって取り締まっている人)に見つかったらルール違反として罰せられたりする。見通しの良い道路での一旦停止とかな、。

環境汚染問題だって同じことで、清廉潔白を主張しやすいのは環境汚染に加担しない選択をすることだけど、それが難しいことだってある。だからルールを作って取り締まっている側も、多少は大目に見ているところもあって、本来は単独浄化槽は一刻も早く使用をやめてせめて合併浄化槽に、というところなんだろう。そんなこと言われてもっていうのが住人としての意見で、ならば排水する者としてできるだけ環境負荷の低い選択をしていくしかない。

合成洗剤と石鹸については一長一短でどちらが良いとも言い難いらしい。詳しく調べたいなら成分などと格闘する領域に入っていかねばならず、そこまでしたところで結果は「洗剤を減らそう」とか程度に収まるだろうし、一般消費者としてそこまでする意味はあまりないかなと思う。ただ、とにかく排水をできるだけ汚さないことが大事なので、むしろ水と洗剤で洗うという発想を一旦横に置き、スクレーパーやウエスなどで汚れを拭う、という工程を食器片付けのメインの工程とする意識を強くすれば、あとは食器洗いに使う洗剤が合成洗剤だろうが石鹸だろうが大差ない、ということなのだろうと解釈した。

そして問題の、トリートメント。下水道または合併浄化槽の住居に住んでいるなら、市販品を適量使用する分にはとくに気に留めることはないだろうと思う。でも排水がそのまま水路や川に流れる環境にいるなら、やっぱりトリートメントやマスクを流すって、かなり罪悪感が大きい。だってどう見てもクリームだもん。どうしても髪の潤いを重視したいなら、環境に気を遣ってそうなサロンでトリートメントしてもらうのがいいだろうと思う。もちろんその分費用はかかる。私はやっぱりアウトバストリートメントでまかなうしかなさそう。あと、食事ね。サプリとか。調べたけどどうも腸内環境を整えることが大事らしく、今の食生活で問題ないみたい。

話が飛ぶようだけど、人付き合いも同じ。私のようにちょっとでも意見がズレるとその違和感が気持ち悪くて離れてたら、そら周りに人が居なくなるのも当たり前。でも落ち着かないんだもん。結局のところ正しさを目指すほど自分の首を絞めるのであって、そもそも人生とはグレーゾーンの中にあるということを受け入れ、柔軟にやっていくこと。

人生は難しい。難しいから人生の意味があるのであって、これで間違ってないのだ。

[Posted at 13:05]