N-moca DEEP

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

鏡としての現象界

今見えているものや聞こえているものは、それはそれとして中立(ニュートラル)に成立している。その対象物を鏡として、今の自分が映し出される。

昨日私が見たものに対して不満を感じたのは、その時の私が溢れんばかりの不満を抱えていたから。

「不満」という空気をいっぱい抱えているのを、「その出来事」という鏡が映し出す。結果、「その出来事に不満を感じる」という形で表れ、感じられる。

メカニズムとしてはおそらくこんな感じ。まあ理屈をこね回したらってことでもあり、そんなふうなものの見方をしたらちょっと気が晴れる、っていう場合以外はどうでもいい考え方。


ただ、そうだとしたら、「その出来事」自体に「不満」はおろか、良いも悪いもなく、私自身がどうであるかが問題なのであって、「その出来事」にケチをつけても意味はない。色んな角度から眺めてみるというのは一つの良いアイデアではあるけど、それは横において自分自身のメンテナンスに励むのが正しい。


また一つ学びになった。不快な経験というのはどうしても必要なものである。それは自分の魂が必要として起きている。