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占星術で謎なこと

西洋占星術での運勢を読むようになって10年以上経つ。そのうちにこれはいったいどういうアレでこういう文章が書かれているのかということが関心の対象になり、自分でも勉強を始めた。しかし初歩レベルでも覚えることや解釈が難しく、なかなか理解が進まない。それでも短期的な運勢は、おもに月の運行や足の速い惑星がつくるアスペクトによって読むのだということはわかった。

トランジットのホロスコープは現在の惑星の配置であり、個人のホロスコープとは無関係な、言わば今日は晴れとか雨とかと同じような外的な影響を示す。
ネイタルのホロスコープは個人が生まれた時の惑星の配置であり、その人の性格などを表す。
プログレスのホロスコープはネイタルのホロスコープをもとに計算されるもので、その人の未来の状況を示す。
これら3つのホロスコープを合わせて三重円と呼ばれ、それがホロスコープ解読の最も正式な形式である。ということまで理解した。

雑誌やネットなどで見られる12星座別の運勢は、このうちネイタルホロスコープの太陽のサインと、トランジットの惑星がつくるアスペクトで読まれているのだと解釈している。

と、ここで疑問なのが、なぜネイタルとトランジットのアスペクトなのだろうってところなのだ。

ネイタルは生まれた瞬間に備わった気質を表していて、プログレスはその何年か後を表している。これは例えるなら「出生地及び幼少期を過ごした土地」(ネイタル)と「現在の居住地」(プログレス)と言えるのではないかと思う。

そうであれば、トランジット(今日の空模様)が直接的にその人に影響を与えるのは現在の居住地のほうではないのか。

ネイタルはたしかにその人の気質なので、たとえば雨が降った時にどう感じるかなどは生まれながらに備わっている気質が関係しているのかもしれないけど、プログレスが人生を経て何年後のその人がどういう人物になっているかを示すなら、今日の空模様と直接関係あるのはプログレスのほうではないのか???

ここのところがよくわからない。なにしろプログレス法などはネット上の情報もまだまだ少ないと感じるし、しっかり理解したいならプロ並みのコースを受講するとか専門書を読み込むとかしないといけない、つまり敷居がまだまだ高い内容だと思うので、ちょろっとネットで検索したくらいじゃわからない。

手っ取り早いのは過去に自分に起きた出来事と、当時のホロスコープを出してみて何か関係が見いだせるかを検証してみることで、今それをやろうと思っているところ。しかし腰は重い。

果たしてこの問題は解決するのか。。今後の課題の一つ。

[Posted at 16:45]