今日のお昼に、昨日更新されたカンテレのボグダンさんインタビューを見た。
【中継】「1カ月が1年・２年ぐらいの感覚… 安心感を届けることは大きなミッション」ウクライナ・キエフ在住ボグダンさんに聞く（2022年3月24日） - YouTube
「スピリチュアル」という言葉はもうほとんど「詐欺」とか「悪徳商法」とかと同義語みたいな意味合いで認識されていると思うので、こういう言われ方をすると嫌悪感を感じる人もいるかもしれないけれど、私が思う「正しいスピリチュアル」ってこういうこと、というのを体現されてる方だとつくづく思う。
もともと英語の "spiritual" には "physical" とか "material" の対義語程度の意味しかなく、めちゃくちゃ広い範囲を指す言葉で、私が志向しているのもそちらの "spiritual" である。
日本語のスピリチュアルで判断が難しいものとして思い浮かぶのは、「遠隔ヒーリング」「除霊」「レイキ」とかかなあと思う。なにしろ受ける側には確たる証拠がない。
私は遠隔ヒーリングを受けたことがある。ヒーラーの方が「今送ったのわかりましたか」と仰ったそれを、私は確かに感じ取っていた。タイミングもばっちり合っていた。それは言われたからそんな気がするというものではないので私自身は信じているけれど、証明せよと言われて証明できるものでもないし、もしかして何かの偶然で私の感じたことと相手の言葉が一致したように思えただけかもしれない。
仮に信用できる感覚があったとしても100％信じ切ってしまうというのは、「自己信頼」から手を放しているということになる。ここがいちばん大事なところで、「信用できる人が言うから間違いない」という判断は、すでに「依存」なのです。（うまく説明できないのが歯がゆい。。）
信用できる相手であってもその都度自分で判断する、そして選択の責任を自分で取るという態度こそが、世に言われる「自分軸」ということであり、それこそが本当のスピリチュアルなのだと私は思っている。
普通の人に見えないものが見えるとか聞こえるとか、誰かにヒーリングしてもらうとか、前世を知るとかそういうことは全然重要じゃない。今生きているこの身体でよりよい人生を作っていくことがすべて。そのために今の自分が修得できていないスキルはなにか、それができるようになるために必要なことはなにか、そういうことこそがスピリチュアルの大事なところなのです。
もう「スピリチュアル」という言葉にまとわりつくネガティブなイメージを払拭するのは無理かもしれない。どうしたってそれを強固に支えるような輩というのは居なくならないからね。。でもスピリチュアルななにかに騙されたり洗脳されたりというようなことがあるとき、そこに浸け込まれたのは自分なのです。厳しい言い方だけど。
これはな…理解が難しい人もおるかもしらんよね、、こういうのは批判の対象になるかもしらんと思う。けどな。。「自己責任」「自己判断」大事やで。
もちろん騙したり洗脳したりする側に非があるのは当然だし、それを逆手に取って騙された人を責めるのはまた別の話で、それはそれで責める人の精神的なレベルの低さの問題。
