N-moca DEEP

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

どの占星術を学ぶべきかわからない

私の場合、占星術を学ぼうと思ったきっかけは石井ゆかりさんだったので、「西洋占星術」=「占星術」だと思っていた。

そのうち伝統的占星術と現代占星術の大きく2つの流派があることを知った。

そうして次に、インド占星術と西洋占星術の違いを知った。

私の今の知識においては、もともとインド(東洋)で占星術は発達し、それが西洋に入りその地域で発達したのが「西洋占星術」、さらにアラン・レオを境に「現代占星術」が主流になり、その結果もともとの流派を「伝統的」と呼んでいる、と解釈している。

言わば仏教の、大乗仏教と初期仏教の違いみたいなもんかなと思っている。

***

石井ゆかりさんの教科書に、"The Houses" という書籍が紹介されている。読んで字のごとく「ハウス」に関する本で、英語名で紹介されているってことは翻訳されてないんだろうな、と思い、スルーしていた。

今、ハウスをもうちょっと掘り下げて学んでみたい、という気分になり検索していると、なんと昨年末に邦訳版が出版されているではないか!すごい!

そしてこのAmazonのページの関連書籍のところに、インド占星術の本もある。

インド占星術大全

インド占星術大全

Amazon

どちらも解説やレビューを読んでいて、改めて思った。

インド占星術→伝統的占星術→現代占星術の順に、「原理主義」から「柔軟・鷹揚・広範・世俗一般」みたいな。。

インド占星術はとにかく難しいっていうイメージが、さわりを学んだだけでこびりついてしまっている。西洋占星術でも学ぶ意味ある、なんらかの現象を示していると感じることもあるけど、なぜかこれが流通してしまっているだけでじつはまやかしかもしれない、と思うこともよくある。「まやかし」というと少し語調が強すぎるんだけど、流行というのはだいたいにおいてそういうもので、「それ」は黒幕的な誰かや何かの集団の企てによって世間が流されているだけかもしれないけど、だとしてもじっさい世間に受け入れられている事実、世間にウケているという事実、それが経済を動かしてる、みたいなこと。

西洋占星術は、伝統的占星術よりも、そしてさらにインド占星術よりも、「当たっているか」という点で見ればもしかしてこじつけかもしれない。それならばインド占星術を学ぶべきではないか、と思うけど、難しくて躊躇してしまう。そういう理由で伝統的占星術を学ぼうとするのはどこかズレている感じもする。

インド占星術みたいな難しいことをやってると、なんで自分はこれをやってるんだろうか、そんなことより現実だけ見とけばいいのでは、みたいな気分になってくる。

その結果こんなふうに、なんにも極められないままぐだぐだしているのです。

[2024-05-29 14:45]