N-moca DEEP

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

事故から学んだことは「印象操作」だった

naoko-y-life.hatenablog.com

上記リンクの3冊の本を読み、ネットで真相追究している人々の動画を見るなどして事故について何が言われているのか、その根拠がどういうものなのかも含めて勉強中。

私はまだいろんな説を知っていってる途中で、じっさい何が起きたのかの確信はないけれど、外部からの衝撃により垂直尾翼が破損したことがコントロール不能の発端だった、ということはほぼ間違いがなさそう。

けれどもそれは過失とか事故みたいなものだったんじゃないかと思っている。だから雫石の時のようにすべてが明らかになっていればこんなにも疑われることはなかっただろうと思う。たしかに悲惨という言葉では言い尽くせないほどの酷い状況があったとは言え、のちのちは言わば戦争や自然大災害で亡くなった人々のように、心痛とともに思い返してもただ安らかに眠ることを祈るだけだったんだじゃないか。

当時の群馬県警本部長が「事故原因を追及したら、米国と戦争になる」と言ったそうで、どうもこれは日本国内だけの話じゃなさそうだ、ということは察しがつく。

【御巣鷹山から37年】遺族の闘い「裁判に勝って、すべての真実を明らかに」(女性自身) - Yahoo!ニュース

ただしその言葉こそが追及を諦めさせるための嘘だったかどうかはわからない。言われた本人は肌で感じたものがあっただろうと思うけど、文字だけでは判断がつかない。どっちにしろ真相を知っている人たちが国民にバレないように隠しまわっていることだけはたしかで、真相から目を逸らせるための印象操作が日々行われているということなのだろう。

印象操作という言葉を聞くようになったのがいつ頃なのかわからないけど、ある意味で印象操作の連続で日本という国はやってきたのだということを、信じたくはないしもちろん漠然とは今までもあったけど、自国を率直な目で見ると、日本はそういう社会なのだという認識が、この事故について知るにつれ深まった。確信に至った。

そういうのは別に日本に限らないのかもしれない。「社会」というのは始まった当初から印象操作で動かされているのかもしれない。たとえば神話なども印象操作の始まりと言えなくはないのかもしれない。記紀ではそういうこともよく言われると思う。

いかにして自分で考えない人間を量産し都合よく動かしていくか。

一方では真面目に考えること自体を「ダサい」とか「根暗」とか、そういう印象を作って、そもそも怠惰である人間の本性を利用して、自分で考えない人間を増やしていく。「テレビで言ってた」「○○さんが言ってるから間違いない」と、判断根拠を他人に一切任せる人間。仮にその根拠となる発信が嘘だったなら、信じた自分を省みるということはしないでその発信だけを強く非難する。

他方、スキルに優れる人間は、社会を円滑に進める上で支障になるような思想を持つ前に、組織や集団の中で、上に逆らうことの愚かさや、身の安全を保証する代わりに逆らわさせないなど、頭は切れるが難局で慌てず上に従える人間に教育していく。

そういう中に、ただ真実を知りたくて、社会運営上都合の悪いことはごまかされているのなら正直に認めて是正しろと訴えている人々がごくわずか、いる。それは権力者にとっては言うなればアブとかスズメバチみたいなもので、ただ厄介な存在なので、それをどうにかして排除したい。そのために印象操作は行われる。

SNSやネットは印象操作に使う必須の道具だけど、それでもテレビだけの時代より、おかしいと思っている人は自分だけじゃないことを知ることができているという点では、やはり良い時代になったと思う。

社会は酷いものだけど今急に酷いことになってるわけじゃなく、ただ今までもずっと酷かったものが明らかになっているだけだ。土の時代の終焉とともに、社会全体の価値観は徐々に変わっていく、と私は信じている。

[Posted at 11:35]